ペアリング購入は焦らないで!金属アレルギーを知る為の4つの方法

手のモデル

ペアリングの素材によって引き起こすアレルギー反応のひとつ、金属アレルギーがあります。貴金属であるペアリングとは切っても切れない関係の金属アレルギーは素材選びで重要な項目となります。

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金属アレルギーを引き起こす流れ

ペアリングによる金属アレルギーの場合は、ペアリングと皮膚の間に手汗をかいたり、汗が入った場合に汗に含まれる酸によって、ペアリングの金属に含まれるイオンが溶け出します。イオン化した金属がペアリングを付けている方の身体の中に入り込み、たんぱく質と結合して、体内にある免疫機能によって拒絶反応を起こし、かゆみやかぶれと言った炎症を引き起こす場合があります。これが金属アレルギーなんです。

難しい話ではありますが、金属アレルギー反応は、私たち身体の中の免疫機能によって攻撃した時の症状なんですね。

一度金属アレルギーになると

最初は金属アレルギーの反応が出なくてもで、ペアリングを付けてイオン化した金属が身体の中に入り、次に同じ金属のペアリングを付けた場合に、金属アレルギーの反応が出る場合があります。

また、1度シルバー925でアレルギー反応が出た場合は、身体の中に金属アレルギーに対する抗体が出来ていますので、数年、10年、20年、または一生と言った様に、金属アレルギーの抗体が出続ける事になる可能性があります。

金属アレルギーを知る為の4つの方法

人によって症状の出ない金属や、イオンが溶け出しにくい金属のペアリングもありますが、どの金属がアレルギー反応が出る、出ているか知る方法があります。

金属アレルギーを知る方法① パッチテストを行う

病院で金属アレルギーのパッチテストを行う事が出来ます。パッチテストとは、皮膚に対してかぶれるかどうか調べるテストの事で、身近なものだとヘアカラーの説明書には必ず記載がありますね。

病院と聞くと怖いイメージがありますが、代表的なパッチテストは、金属の溶液を付けた絆創膏の様な物を皮膚に貼り付けて調べるテストになります。反応が出た金属の素材を避ける事が出来るようになります。

金属アレルギーを知る方法② 過去にかゆみなどを体験した

ペアリングでなくても、ネックレスなどアクセサリー類で、かゆみを感じた事がある場合は、金属アレルギーの初期症状の可能性もあります。その場合は、その金属を避ける事が良いでしょう。

金属アレルギーを知る方法③ イオンの溶け出しにくい金属を選ぶ

イオンが溶け出しにくい事は、金属アレルギーの可能性が減る事になります。イオンの溶けだしにくい、一般的なペアリングの金属の種類は、サージカルステンレス316L、チタン、タングステンなどがあります。

ペアリングを販売しているショップでは、アレルギーフリーのコーナーもあったりするので、その中の金属のペアリングを選ぶことで、金属アレルギーになる可能性を減らせます。

※アレルギーフリーと呼ばれていますが、アレルギーに全くならないと言う事ではないので、ご注意を。

金属アレルギーを知る方法④ 純度の高さで選び、混ぜ物の金属を避ける

シルバーは元々金属アレルギーになりにくいと言われているのですが、金属アレルギーの報告が多いのはなぜか。それは、強度を持たせる為の混ぜ物に原因があるとの事です。その為、シルバーを初め、ゴールド、プラチナなどは、純度が高い物になるほど金属アレルギーの可能性が減ります。特に、コバルト、ニッケル、クロムは、金属アレルギーになりやすい金属と言われています。

「高い指輪はかゆくならない」とパートナーが言っている場合は、純度が低いペアリングであると、金属アレルギー症状が出てしまう事があります。純度の高いペアリングであれば、金属アレルギーの症状が出にくい、相性の良い事にも繋がります。

なお厚生労働省では、金属のパッチテストや報告の資料がありますので、お時間がある方は参考にしてみて下さいませ。

厚生労働省 家庭用品等に係る皮膚障害に関する報告

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/12/h1226-1d.html

厚生労働省 年度別・家庭用品による皮膚障害のべ報告件数(上位10品目)

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/12/h1225-4i.html

厚生労働省 金属製品のパッチテスト結果

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/12/h1225-4j.html

ペアリングを長時間付けることでの、接触性皮膚炎

接触性皮膚炎は、ペアリングを一切外さず付けっぱなしにして、皮膚とペアリングの間が不衛生な状態になり、炎症を起こしてしまう事です。ペアリングは、出来るのなら毎日外して、衛生的にする事が大切なんです。毎日歯を磨くように、ペアリングを外して、手と共にペアリングもお手入れして清潔にしてあげてください。

まとめ

金属アレルギーは誰にでも症状が出る可能性のある事で、決して他人事ではありません。ペアリングを購入する前や、自分だけでなくパートナーの金属アレルギーの情報を知っておく事が大切です。

特にピアスをしている方で、ピアスで炎症を起こした事がある場合は、その金属が金属アレルギーとなっている場合もあります。ペアリングはテンションが上がるアクセサリーではありますが、今ひとつ冷静になって金属アレルギーに注目してみて下さいね。